ホームプロジェクトを知るイズムの種まき

好きなことを堂々と好きといえる
世の中の退屈を塗り替える挑戦をしよう
冒険しよう、心の鳴る方へ。

Hishizaki Koutarou菱﨑 倖多朗
ブランド戦略部
パーパスプロジェクト
2022年新卒入社 入社3年目
MY PURPOSE 寄り添う言動で関わる
人の心を幸せにする

鶴見店(神奈川)に新卒配属後、入社1年目でマーケティング部に異動。異動のきっかけは、Z世代の視点を必要としていたマーケティング部と面談した際に、ブランディングに取り組んでみたいと手を挙げたこと。

私は、子どもの頃からジャンプで活躍する主人公のように、誰かの心を満たせるヒーローになりたいという想いがあります。そのためか、困っている人を無視できない性格であり、何か自分の取り組みで人々の日常を満たしたいと思っています。マイパーパスの『言動』には、実際に足を運んで話を聞きに行く、寄り添うコミュニケーションという想いを込めました。

インタビュー風景
インタビュー風景
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Q1.ブランド戦略部がパーパスプロジェクトを始めたきっかけはどんなことでしょうか?

カンパニー制になった2021年、同時期にマーケティング部ができ、パーパスという言葉をかかげて動き始めたのが、パーパスプロジェクトの始まりです。
自分たちが成し遂げたいことを目指すだけではなく、企業として社会に対してどんな貢献ができるかが必要だと考え、マルハンの経営理念に並び、従業員が同じ目標にむかって取り組んでいくため、パーパスを作りました。
世の中の人が、自分の好きなことを、堂々と好きだといえる社会をつくること。また、エンターテイメント企業として、世の中の人々の心の健康に寄り添うことをミッションにしています。

インタビュー風景

Q2.ブランド戦略部のパーパスプロジェクトではどのような取り組みをしているのでしょうか?

ブランド戦略部の取り組みは、インターナルブランディング(社内)とエクスターナルブランディング(外部)の2つに大きく分かれます。
インターナルブランディングでは、まずは自分自身に向き合うことから始まります。会社としてパーパスをかかげましたが、従業員一人一人がいきなり社会と向き合うのは難しいと思いました。そのため、まずは自分のやりたいことや好きなことを言語化し、自分自身にあった目標(マイパーパス)を立て、自分自身と向き合ったのちに、周囲の仲間、お客様、地域、社会に向けて目標の実現に取り組みます。
エクスターナルブランディングでは、好きなことを堂々と好きと言える社会を実現するために様々なブランディング施策を行っています。65品の偏愛メニューを用意し、「好き」をアツく語り合うことが出来る場を提供する“イキすぎた愛と欲望のフードフェス”「偏愛横丁」や、昔ながらの銭湯を劇的にアップデートし、脳が喜ぶ体験を提供する“イキすぎた光と狂気のNEW浴体験”「脳汁銭湯」などを行いました。今後も継続して人々がワクワクする施策を実行していきます。

Q3.実際に取り組んでいる業務内容を教えてください。

インターナルブランディング(社内)では、従業員が自分自身と向き合うためのパーパス共鳴研修を定期的に開催しています。自分自身にあった目標(マイパーパス)を作るためのフォローをしたり、その後どのように活動していくか、会社のパーパスとのリンク等々、その時の従業員のニーズに合わせた研修をしています。
エクスターナルブランディング(社外)では、1つのブランディング施策を行うまでに3か月~6か月ほどの準備期間があります。社内外のプロジェクトチームで様々な戦略を考え形にしています。解決すべき世の中の課題と自社が届けたいことの整合性を図り、どういう仕掛けが人々の欲求に刺さるのか、SNSやPRでのコミュニケーションはどうするか等々、何度も対話を繰り返し、より良い結果を導き出します。また、イベント当日のスタッフは「参加したい」と手を挙げたマルハン社員が運営し、全員の力でイベントを成功させています。
私は、好きを推奨するエンターテイメント企業として、人の心が動く要素って何だろうといつも考えています。企画した施策を楽しんでもらえるとうれしいですし、さらに相手の期待を上回りたいう想いがマルハンの企業イズムでもあります。「お客様の期待を上回る接遇をしよう」「どうすれば相手に喜んでもらえるか」という考えをマルハンで働く多くの従業員が持っており、そんな従業員が力を合わせることで、より大きな喜びを提供できていると感じています。

Q4.ブランド戦略部のパーパスプロジェクトの活動が、会社や社会にどのような影響を与えていますか?

会社のパーパスには、まずは自分自身を大切にしようという想いが根幹にあります。その上で、自分の好きなことを堂々と好きだと言える社会を実現したいと考えています。マルハン東日本カンパニーの企業サイトのキャッチフレーズである「冒険しよう、心の鳴る方へ。」のように、誰かに言われたからではなく、自分の心が動いたものに挑戦してほしい、そういう社会であってほしいと思います。まわりへの配慮や礼儀はもちろん大切ですが、そのことで辛くなってしまっては本末転倒です。マルハン東日本カンパニーではあなたの好きを応援・肯定します。
そして、そんな想いを胸に行ったエクスターナルブランディングの「脳汁銭湯」では、銭湯に入るのに最大90分待ちの列が出来るほど、大盛況でした。SNSでも、「めちゃくちゃ楽しかった」、「また行きたい」といったポジティブな声が多く、現場のお客様の声や表情も明るく、各店から参加した従業員からも、楽しかったのでまたやってほしいと反響がありました。理性で居続ける日常から脱却し、没入して楽しむことが出来る空間を提供できたと思い、私たちでも世の中に影響を与えることができるんだと実感した施策となりました。

Q5.仕事で大切にしていることはどんなことでしょうか?

世の中で起こっていることや流行っているものに対する人間の感情の動きを観察しています。私たちは欲求のビジネスでもありますので、人間は何に対してどのような感情をいだくのかというのを普段から意識することで、何か企画する際にその視点を活かして取り組むことが出来ています。例えばSNSでバズっているものがあればコメント欄で自分が感じたことと世の中の声に何かズレがないか確認したり、喜んでいる人、悲しんでいる人がいれば、何でそうなったのかを確認したりしています。

Q6.ブランド戦略部 パーパスプロジェクトが目指すゴールを教えてください.

パーパスプロジェクトのゴールはなく、パーパスという志をかかげ、挑戦し続けることだと思います。
100年時代を生きていく人々の心を満たし幸福度をあげていくこと。自分の好きなことを堂々と好きといえる世の中にしていくことです。そしてこれは、マルハンの経営理念である『人生にヨロコビを』に向けて挑戦し続けることでもあると思っています.
誰かに言われたからではなく、自分の心が鳴る方へ足を動かし、自ら挑戦して欲しい。是非そういう人と一緒に働きたいと思っています。