パチンコホールを中心に総合エンターテイメント事業を展開する株式会社マルハン(本社:京都・東京)の東日本カンパニーが運営する映画館「新文芸坐」(東京都豊島区)は、リニューアルオープンを2022年4月1日(金)に予定していましたが、諸事情によりリニューアルオープンが2022年4月15日(金)に延期となりました。昭和の映画ファンに愛された「文芸坐」のスピリットを引継ぎ、2000年12月にオープンした映画館「新文芸坐」がこの度、大規模なリニューアルで生まれ変わります。

場内 (イメージ) リニューアル後のロビー (イメージ)

 

映写・音響システムを一新
リニューアルに伴い映写・音響システムを一新し、最高の劇場体験をお届けします。映画誕生以来の規格である「35mmフィルム」を従来通り上映することに加え、国内名画座では初となる4Kレーザーでの上映も可能となり、往年の名作から最新の話題作までを最高・最適な状態でお楽しみいただけます。

スクリーンは、セバートソン社製のパーフォレーション(穴)のないスクリーン「SAT-4K」を導入して、音の透過率が良く、きめ細やかな映像を実現します。

さらに、独自の音響システム「BUNGEI-PHONIC SOUND SYSTEM(ブンゲイ・フォニック・サウンド・システム)」の導入により、これまでご好評いただいた"新文芸坐の音"が進化し、客席を包み込みます。

サブカルチャーの拠点「豊島区」の立地を生かした、新たな取り組み
新文芸坐がある豊島区は、「トキワ荘」から始まり漫画・アニメ・特撮・コスプレなどのサブカルチャーと縁が深い地域です。豊島区協力のもと、「劇場都市としまエンタメシアターin新文芸坐」を始動します。新文芸坐を会場に、ゲストトークイベントやアニソンライブなどを開催することで映画ファン以外の方にも劇場体験をお届けします。

「2本立て」をより楽しむ、新しいチケット予約システム
新文芸坐のトレードマークともいえる「2本立て上映」も、時代のニーズに対応して鑑賞方法・チケットシステムも大きく変わります。これまでの「自由席・入替なし・当日券のみ」から、オンライン・窓口で購入可能の「指定席・入替制・前売券あり」に変更します。さらに2本の作品それぞれが「当日のどの回を選んでもOK(続けて見なくてもOK)」となります。これにより、オンライン上で混雑状況や座席の空き状況を確認できるほか、例えば、朝1本見てから用事を済ませて夜にもう1本を見る、などというお客様のライフスタイルに合わせた鑑賞方法が可能になります。また、1本のみでの鑑賞料金も設定します。このほか、毎週土曜日の「オールナイト上映」はリニューアル後も継続し、「1本立てのレイトショー」や「モーニングショー」も行い、様々な映画の楽しさをお届けします。

※「1本立て」、「オールナイト上映」、「特別上映」のチケットシステムは従来通りです。
※これまでの入場料金を改定します。(詳細は後日HP等で発表します)

イベントスペースとして「貸館」可能に
今回のリニューアルの目玉の一つは、ロビーのレイアウト・内装の大幅な変更です。「貸館」としてもご利用いただける空間に生まれ変わります。新たなイメージで汎用性を持たせました。個人・団体の上映会のほか、新しく導入した演出照明を用いたライブ、スクリーンを利用したプレゼンや企業総会、ウェディングや打ち上げのパーティーなどにもご利用いただけます。

※貸館詳細はHPをご確認ください(https://www.shin-bungeiza.com/

<4月上映プログラム>
・新文芸坐リニューアルオープン記念『4Kで甦る 黒澤明』

<上映作品>
七人の侍/隠し砦の三悪人/用心棒/椿三十郎/天国と地獄/赤ひげ ※/野良犬/生きる/影武者

※1本立て上映 ※「赤ひげ」のみ35mm上映
※その他全て4Kデジタルリマスター版のDCP上映

上映日:4/15(金)~23(土)※4/17(日)を除く

【同期間レイトショー】
キングコング対ゴジラ/モスラ/地獄の黙示録/太陽がいっぱい、他予定

・2本立て上映 『マリグナント』+『レイジング・ファイア』/『最後の決闘裁判』+他1本
上映日:4/26(火)~4/30(土)

・オールナイト上映 『ジョン・ウィック』シリーズ一挙上映
上映日:4/16(土)

<特別イベント>
「劇場都市としまエンタメシアターin新文芸坐」オープニングイベント
開催日時:2022年4月17日(日)~2022年6月2日(木)

・4/17(日)アニソンライブ2022
ゲスト:石原慎一、うちやえ ゆか 司会:氷上 恭子

・4/21(木)マウスどうぶつえん&ルーム~五十嵐裕美~公開収録
ゲスト:五十嵐 裕美、坂巻 学 司会:氷上 恭子

・4/24(日)劇場版 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦&アニソンライブ
ゲスト:高橋 秀幸 司会:氷上 恭子

詳しくは、ホームページよりご確認ください。(https://bungeisp.wixsite.com/entertainment)

■リニューアルオープン
2022年4月15日(金) ※予定

■新文芸坐
(東京都豊島区東池袋1丁目43-5 マルハン池袋ビル3階  支配人: 高原安未)

1956年、東京・池袋駅東口の映画館「人世坐」の姉妹館として「文芸坐」が開館。当初は松竹洋画系の封切館だったが、人世座の閉館後に名画座に転向。様々な特集上映を行いながら営業を続けたが、建物の老朽化などを理由に1997年に閉館。2000年12月12日、跡地に再建されたマルハン池袋ビル内に「新文芸坐」として再オープン。低料金2本立て、映画監督や俳優によるトークショー、多彩なプログラム、オールナイト上映など、唯一無二の名画座として60余年に渡り映画ファンに愛され続けている名画座。2000年以降は株式会社マルハンが経営を行っている。

ホームページ:https://www.shin-bungeiza.com/