トップメッセージ

代表取締役社長 韓 裕

2014年度を振り返って

2014年は東京市場における株価の更なる上昇など、景気回復の側面と消費税増税などの厳しい側面の両方から大きなインパクトがありました。しかしながら、パチンコ業界にとって、そしてマルハンにとっては引き続き大変厳しい1年でした。「レジャー白書2014」では、2013年のパチンコ市場規模が18兆8180億円、遊技人口が970万人であったと報告されました。この市場規模は過去最低であった2011年の18兆8960億円を更に下回り、遊技人口も前年対比140万人の減少と遂に1000万人を切る結果であり、共に過去最低の数値というものでした。市場規模、遊技人口共に減少傾向の一途をたどっており、2014年もその傾向は変わらず、厳しさは増すばかりです。この厳しい環境を乗り越えていくためにはまずご来店くださるお客様に楽しんでいただくことが最重要と考え、お客様満足度向上のための施策を行うとともに、更なる経費削減に取り組んできました。あらゆる経費についての見直しを積み重ねる過程で、お客様満足度の向上をより大切にすることの重要性が改めて浮き彫りになってきているように感じます。

マルハンイズムの実現のために

当社には、ここで働く誰もが大切にし、立ち返る土台となる「マルハンイズム」があります。そこで最上位においているのは「人生にヨロコビを」という経営理念であり、社業を通じて明るく楽しい社会づくりに貢献していくことが私たちの目指す姿です。それはお客様からのご支持があってこそ成り立つものですので、耳を傾け目を配り、お客様のご期待を上回るサービスを提供することを心がけてまいりました。また、地域社会の人々やお取引先様など、お客様以外にも多くの皆様に支えられ、1957年の創業から今日まで事業を展開させていただきました。ここに改めて当社を愛し支えてくださっている皆様に心より感謝申し上げます。これからも当社と関わる全ての方々にヨロコビを届けたいという想いを全ての従業員と共有し、行動し続けてまいります。

CSR活動に対する考え方

創業者である韓昌祐は「得た利益の一部は社会に還元するべきである」という信念に基づき、かねてより社会貢献活動に力を入れてまいりました。現代社会はさまざまな課題を抱えており、その解決のためには行政や市民だけでなく企業の力が不可欠とされ、企業が本来の経済的責任だけでなく社会的責任も果たすことがますます求められてきています。そのような中で、当社は、企業が社会の中で事業を行えるのは、周囲の方々との関わりと協力があってこそであり、ステークホルダーと良好な関係や協力関係を築き、その期待や要請に応えていくことが大切だと考えCSR活動に取り組んでいます。
また、当社はパチンコ業界で売上トップ企業として、社会に恥じないというだけではなく、業界の模範となっていかなければならないという覚悟を持ってCSRを重要テーマとして取り組んでおり、今後さらにその取り組みを深め、継続していかなければならないと考えています。

2015年度に向けて

2015年度は特に意識して取り組まなければならない課題が大きく2つあると考えています。まず一つは、パチンコ依存問題への対応です。当社では、パチンコ依存問題への対応はパチンコホール事業を営む者の責務の一つと考え、様々な取り組みをしてきましたが、社会からは更なる取り組みの強化を業界全体に求められていると認識しています。パチンコ依存問題が社会的問題となっていることは娯楽を提供する立場として憂慮すべき状態であり、この問題に業界全体でしっかりと取り組んでいかなければならないと考えています。もう一つが、ダイバーシティの一環である女性活躍推進です。これまでの延長線上でものごとを考えるのではなく、女性が活躍し、女性ならではの考え方を今以上に取り入れることがパチンコ業界の更なる成長につながる可能性があると考えています。
2015年度も周囲の方々からの要請や期待に応えることで、当社と関わる一人でも多くの方にヨロコビをお届けできるよう、そして、当社だけでなく業界全体が更に皆様に信頼され愛され成長できるよう「業界を変える」取り組みを続けて参ります。

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